ダブルクリックが苦手

デスクトップにあるショートカットーアイコン。よく使うアプリをダブルクリックするだけですぐ起動できる便利な機能ですよね。
しかしダブルクリックが苦手な方にとっては、何度もカチカチやってるのになかなか開かないと、パソコンにストレスを感じてしまう原因になってしまいます。

どうしてダブルクリックが上手く出来ないのでしょうか？

１回のクリックで出来ることは、「マウスでポイントしているファイルやフォルダを選択する」「マウスでポイントしているアイコンやメニューの機能を実行する」主にこの２種類の操作になります。
ダブルクリックは、マウスでポイントしている場所にこの２つの操作を同時に行うということです。

ダブルクリックが上手く出来ないのは、１回目のクリックのあと少しマウスが動いてポイントする位置がずれたところで２回目のクリックがされているためです。マウスの位置がずれてしまうと、ダブルクリックにはならず１回のクリックを２度しているだけになってしまっているのです。もしくは、１回目のクリックから２回目のクリックをするのに時間がかかってしまい、やはり１回のクリックを２度したことに。

マウスの位置が動かないように、マウスを持っている右手が動かないように左手で右の手首を握ってダブルクリックするなど、工夫をしている方もいらっしゃいますが大変ですよね。

Windowsの設定で、ダブルクリックの間隔を変更したり、シングルクリックで開くように設定することもできます。設定を変更すると、選択したいだけなのに開いてしまったりと別の操作ミスをしてしまうこともあり、皆さんにお勧めできる方法ではありません。

そこで、設定を変えずにダブルクリックを克服する方法をご提案します。

クリックして実行する手順をクリック以外の方法で行うのはどうでしょう？
実行するキーといえば［Enter］キーですよね。実行するためにクリックをするのではなく［Enter］キーを押すようにしてみましょう。

実行したいショートカットアイコンをまずクリックして選択します。
そのあと続けて［Enter］キーを押します。
この操作で目的のアプリを起動することが可能です。

フォルダを開きたい場合も、フォルダをクリックして選択したら［Enter］キーを押します。これでフォルダも開くことが出来ます。
WordやExcelのファイルもクリックして選択して［Enter］キーを押すと、WordやExcelが起動して編集できるようになります。

マウスとキーボード両方使うのは面倒なように感じますが、ダブルクリックが認識されるまで何度もカチカチするよりは、確実に実行できるはずです。
ぜひ一度ためしてみてはいかがでしょうか？

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